ブロンディことデボラ・ハリーの1978年と言えば悪夢の(苦笑)初来日の年。そして、これは間違いなく日本でだけではないと思うのだけれど(地元ロンドンは解らんが)、ブロンディというバンドが最も誤解されていた過渡期の年かな。
その後すぐにロック/ポップ・シーンを何年も牽引することとなるバンドのイメージを決定付ける楽曲『Heart of glass』をリリースして汚名(!?)を返上するんだから。初来日、サンプラだったけな??行った友人がいるんだけれど、これが何と座席の前からほんの一桁くらいしか埋まってなかったっていう??それ故にやたらとパンクな(苦笑)ライブで、それはそれで、ありかも??な感じだったとか(苦笑)。。。。
とにかくね、ブロンディっていう、現在では永遠のロック/ポップのアイコンとなるデボラ・ハリーのバンドとして色んな誤解がつきまとっちゃったんだね。彼女のカリスマが強烈過ぎたから。だからプロモーションもしづらかったんだと思う。うん、でもね、現在は安心して下さい。デビーはロック史と、ポップ・カルチャー・シーンにおける80年代を象徴するカリスマとしてきちんと認知されています。
だから、そんな彼女が70年代当時から訴求していた「どうってことないノベルティ系Tシャツをサラッと着ちゃってる」ファッションのカッコ良さも永遠。とにかくセンスの良い方です。彼女が取り上げた「日常ダサイ系」のTは、時代を超えて全部カッコ良い!!
■S 肩幅42 身幅47.5 着丈66
■M 肩幅43.5 身幅51 着丈67.5
■L 肩幅45.5 身幅53.5 着丈68.5
*在庫に限りがありますので、お買い求めのお客様はお早目にお願いいたします。
【Worn Free】
-Worn Freeは「憧れ」のフラッグシップ
ネットでものを簡単にしらべることの出来なかった1970年代〜80年代は、憧れのミュージシャンが来ているTシャツがどこのブランドで、どこで売ってるのか調べるのが本当に難しかった。ザ・ジャム時代のポール・ウェラーが来ていたロンズデールのTシャツ(今じゃファスト・ファッション・チェーン店でも買えるし)すら簡単に探せなかったくらいだ。だから音楽誌で見るアーティスト写真で、彼ら、彼女らが着ているTシャツなんかを、本当にもう穴のあくほど眺めたものだ。で、それを探す。どこに売ってるんだろう?って。当ても無く。ひたすら探す。色んな輸入雑貨/洋服を売ってそうな店を覗く。100回に1回くらい、ここ日本でも偶然それをみつけることが出来たりした。その出逢いの歓びの大きさと言ったら、もう!!
Worn FreeのTシャツとそのタグで添えられた写真を見ているだけで、あの頃の自分のワクワクが甦る。ミック・ロンソン(デヴィッド・ボウイとともにジギー・スターダストの伝説を創ったギターリストだ)のフォト・アイコンのTシャツなのにタイトルはブロンディ(デボラ・ハリー)。チープ・トリックのロゴTなのにタイトルはジョーン・ジェット。そう、Tシャツのデザインやアイコンではなく、「着ているミュージシャン」が主人公。だから前記したような読者感覚、憧れ気分がここのブランドのコンセプト。好きなミュージシャンのセンスやスピリッツを着用するっていうことなのかな。
是非是非作品やサウンド、時代背景にも興味を馳せて、ロックの旅を楽しんで下さい!