ROCKER AND HOOKERとして激推しするキュート&セクシー・ロック・アイコン、デボラ・ハリー率いるブロンディーの音楽面での頭脳、そしてやがてデビーと生涯のパートナーとなるクリス・シュテイン。実はクリスが難病との闘病のためデビーがそれを介護という関係になる二人のステキで感動的なストーリーはまた別のところで。ニューヨークで結成されたバンドなので、当時のニューヨーク・パンク・シーンの後継者的に見られていたけれど、実際バンドがチャート・ブレイクしたのはイギリスが先。そしてその後はポップ・チューン、ディスコ・ナンバー。カリプソへのトライなど、結果、ブロンディー=ニュー・ウェーヴという括りが順当なのが現在の判断。とにかくデビーもそうだけれど、バンドのメンバーのTシャツ選びのセンスは良かった。どこで売ってんだろ?って。これはかなりヴードゥー色の強い、ナイス・インパクトな逸品。
■S 肩幅42 身幅47.5 着丈66
■M 肩幅43.5 身幅51 着丈67.5
■L 肩幅45.5 身幅53.5 着丈68.5
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【Worn Free】
-Worn Freeは「憧れ」のフラッグシップ
ネットでものを簡単にしらべることの出来なかった1970年代〜80年代は、憧れのミュージシャンが来ているTシャツがどこのブランドで、どこで売ってるのか調べるのが本当に難しかった。ザ・ジャム時代のポール・ウェラーが来ていたロンズデールのTシャツ(今じゃファスト・ファッション・チェーン店でも買えるし)すら簡単に探せなかったくらいだ。だから音楽誌で見るアーティスト写真で、彼ら、彼女らが着ているTシャツなんかを、本当にもう穴のあくほど眺めたものだ。で、それを探す。どこに売ってるんだろう?って。当ても無く。ひたすら探す。色んな輸入雑貨/洋服を売ってそうな店を覗く。100回に1回くらい、ここ日本でも偶然それをみつけることが出来たりした。その出逢いの歓びの大きさと言ったら、もう!!
Worn FreeのTシャツとそのタグで添えられた写真を見ているだけで、あの頃の自分のワクワクが甦る。ミック・ロンソン(デヴィッド・ボウイとともにジギー・スターダストの伝説を創ったギターリストだ)のフォト・アイコンのTシャツなのにタイトルはブロンディ(デボラ・ハリー)。チープ・トリックのロゴTなのにタイトルはジョーン・ジェット。そう、Tシャツのデザインやアイコンではなく、「着ているミュージシャン」が主人公。だから前記したような読者感覚、憧れ気分がここのブランドのコンセプト。好きなミュージシャンのセンスやスピリッツを着用するっていうことなのかな。
是非是非作品やサウンド、時代背景にも興味を馳せて、ロックの旅を楽しんで下さい!