ピンク・フロイドっていうのは、ロジャー・ウォータースの圧倒的なホワイト・ブルーズ魂をベースに、初期はシド・バレットの精神崩壊すれすれのサイケデリック感が浮遊し、そしてシド脱退の後はこの写真のデイヴ・ギルモアのバランスの良いロック感覚が炸裂したバンドだと思ってる。本当にザックリと言っちゃうと。
だからワールド・ワイドなビッグ・バンドとしての成功の象徴はこのデイヴだろうな。今はもうロジャーもバンドを離れちゃったし。製作データ不詳のこのアイコン、いやいやデータなんて必要ないっす。歴史的名盤『アニマルズ』のモティーフのTシャツだ。『アニマルズ』においてバンドが提言したのは、人は三つのタイプで括られるってお話。すなわち、犬と羊と翼を持った豚です。このTシャツはシンプルに作品タイトルをデザインしてあしらったモノ。写真のディヴの着ているパターンのTは別に復刻されてるし(ROCKER AND HOOKERでも販売してます!)。究極のツアー/作品に経緯を表したTシャツですね。
■S 肩幅42 身幅47.5 着丈66
■M 肩幅43.5 身幅51 着丈67.5
■L 肩幅45.5 身幅53.5 着丈68.5
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【Worn Free】
-Worn Freeは「憧れ」のフラッグシップ
ネットでものを簡単にしらべることの出来なかった1970年代〜80年代は、憧れのミュージシャンが来ているTシャツがどこのブランドで、どこで売ってるのか調べるのが本当に難しかった。ザ・ジャム時代のポール・ウェラーが来ていたロンズデールのTシャツ(今じゃファスト・ファッション・チェーン店でも買えるし)すら簡単に探せなかったくらいだ。だから音楽誌で見るアーティスト写真で、彼ら、彼女らが着ているTシャツなんかを、本当にもう穴のあくほど眺めたものだ。で、それを探す。どこに売ってるんだろう?って。当ても無く。ひたすら探す。色んな輸入雑貨/洋服を売ってそうな店を覗く。100回に1回くらい、ここ日本でも偶然それをみつけることが出来たりした。その出逢いの歓びの大きさと言ったら、もう!!
Worn FreeのTシャツとそのタグで添えられた写真を見ているだけで、あの頃の自分のワクワクが甦る。ミック・ロンソン(デヴィッド・ボウイとともにジギー・スターダストの伝説を創ったギターリストだ)のフォト・アイコンのTシャツなのにタイトルはブロンディ(デボラ・ハリー)。チープ・トリックのロゴTなのにタイトルはジョーン・ジェット。そう、Tシャツのデザインやアイコンではなく、「着ているミュージシャン」が主人公。だから前記したような読者感覚、憧れ気分がここのブランドのコンセプト。好きなミュージシャンのセンスやスピリッツを着用するっていうことなのかな。
是非是非作品やサウンド、時代背景にも興味を馳せて、ロックの旅を楽しんで下さい!